CHAPTER 7

日本株市場

7. 日本株市場

日本株ならではの市場構造・税制・優遇制度を一通り押さえます。NISAの活用法も。

7.1 東証の市場区分(2022年再編後)

市場特徴主な銘柄
プライムグローバル基準の最上位市場トヨタ、ソニー、三菱UFJ等の大型株
スタンダード中堅・中小の安定企業地域有力企業など
グロース成長期待のベンチャー新興IT、バイオ等

このほか、地方の証券取引所(名証・札証・福証)もあります。

7.2 日本の代表的な株価指数

7.3 日本株の独特なルール

7.4 NISA(少額投資非課税制度)2024年新制度

通常、株の利益には20.315%の税金がかかりますが、NISA口座での運用益は非課税です。

年間投資上限対象
つみたて投資枠120万円金融庁認定の投資信託等
成長投資枠240万円個別株・ETF・投信
合計年360万円生涯非課税限度1,800万円

新制度の大きな特徴は「無期限の非課税保有期間」「売却すれば翌年に枠が復活」すること。長期投資に圧倒的に有利です。

7.5 口座の使い分け

  1. NISA口座を最優先で埋める(非課税)
  2. 余剰分は特定口座(源泉徴収あり)で運用
  3. 本格的に節税したい人はiDeCo(個人型確定拠出年金)も併用

7.6 税金の基本

株式の譲渡益・配当には20.315%(所得税15% + 住民税5% + 復興特別所得税0.315%)が課税されます。

7.7 株主優待

日本独自の制度で、企業が自社製品・割引券・QUOカードなどを株主に贈ります。

優待の上手な活用 優待利回り(優待相当額 ÷ 株価)と配当利回りを合算した「総合利回り」で考えると、3〜5%超になる銘柄も多くあります。

7.8 配当の権利確定スケジュール

日本企業の多くは3月決算で、9月・3月に配当を出します(中間配当 + 期末配当)。権利付き最終日に持っていれば配当を受け取れますが、翌営業日の権利落ち日には配当分だけ株価が下がるのが普通です。

7.9 日本市場ならではの動きの癖

まとめ